- >
- 転職をする前に >
- 退職時のお礼とプチギフトの選び方
退職時のお礼とプチギフトの選び方
◇退職時のお礼とは
これまでお世話になった上司や同僚に感謝の気持ちを伝えたり、業務の引継ぎによって周囲にかける迷惑へのお礼も含めて伝えたりと、退職時のお礼は大切です。また、退職後何かのきっかけで別の職場で一緒に働くなんてこともあるかもしれません。退職理由はさまざまありますが、しっかりと感謝の気持ちを伝えて円満退職をしたいものです。ここではお礼の伝え方やプチギフトについてご紹介します。
◇お礼の伝え方
お礼の伝え方には多く分けて3つあります。各伝え方のポイントをおさえてお礼の気持ちを伝えていきましょう。
◇メールを送る
たくさんの方にお礼の気持ちを伝えるのに便利な方法です。社内の方に送る場合と社外に送る場合で、マナーが異なります。下記のポイントに気をつけてメールを送ってください。
◇社内の場合
- 最終出社日にメールを送る
- タイトルは簡潔にする
- お祝いごと以外の理由で退職の場合は「一身上の理由」とする
- ネガティブな内容にならないように意識する
- 退職後の連絡を取りたい場合は連絡先を伝える
- 一斉に送信する場合は、宛先をBCCに設定し送り先を把握する
社内の場合は使用しているチャットツールやコミュニケーションツールがあればそちらを活用し共有の場所に投稿する方法もいいかもしれません。
◇社外の場合
- 退職日の2.3週間前にメールを送る
- タイトルは会社名・名前・簡潔にする
- 退職日の記載
- 後任者や引継ぎなどを書く
- 個別の連絡先は書かない
- 一斉に送信する場合は、宛先をBCCに設定し送り先を把握する
社外に送る打場合は業務の関連の引継ぎをいかにスムーズに伝えるかが大切です。特に退職日や後任者の連絡先・引継ぎ内容は明確に記載しましょう。
◇手紙を書く
「この相手には特別感謝を伝えたい」「メールでは少しそっけない」と感じる方には手紙がおすすめです。デジタルでコミュニケーションをする事がほとんどの現在では、手書きで書いた手紙は喜ばれるツールです。退職時の手紙の基本的なマナー以下の構成となっています。
- 「拝啓」や時候の挨拶(前文)
- 退職の概要、感謝の言葉(主文1)
- 今後の進路や、展望について(主文2)
- 締めの挨拶や結語「敬具」(末文)
- 日付や名前
◇プチギフトを送る
メールや手紙以外に気持ちとしてお礼を伝えやすいプチギフト。一般的に送る品物はお菓子が定番です。受け取り側も気を使わずに受け取れるので喜ばれるギフトです。
◇プチギフトの選び方
現在は、百貨店やデパートなどのほか、このようなプチギフトを扱う専用サイトなども登場しているため、購入場所に困ることは無いでしょう。肝心なのは「何を選ぶか」という点です。
職場の人数や予算、喜ばれるお菓子のポイントをおさえてプチギフトを選びましょう。その際に大切なポイントは「個別に包装されている」「日持ちする」の2点です。また、オフィスで食べる事を配慮して、音がなるお菓子や食べにくいお菓子、ニオイがするものは避けたほうが賢明でしょう。人数に関しては、25名程度であれば全員に行き渡る量を準備。それ以上の場合は、所属する部署や渡したい人に贈るといいでしょう。予算は1人あたり100円程度を見積もると計算ができます。もちろん予算がある場合は全員に渡してもOKです。
◇渡し方
渡す人数によっても異なりますが1人ひとりにお礼を伝えながら渡すと、お別れ前のコミュニケーションもとれて気持ちが伝わりやすいです。しかし、業務で忙しく渡せない方もいるので、共有のスペースに手紙付きで置いておくといいでしょう。タイミングとしては最終出社日の夕方が良いです。
お礼を伝えたい相手や人数によってお礼の伝え方はさまざまです。これまでお世話になった方々にしっかりと感謝の気持ちを伝えて、気持ちよく新しいスタートをきりましょう。